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第∞話‐2 カゲロウ意識してバスにしたらイカサマが

キキーと、駅に到着。

これはクセというか職業病なのだが、
一人ひとり容姿のデータが頭に入ってくる。


学生ぐらいの年であろうカップル、

厚着し過ぎな主婦、

ケータイ弄りっ放しの男。


まあいつもとあまり変わらぬ光景か?

そう、そして俺は次の駅へと向かった。



フロントガラスの外は白銀の憧憬が一面。

ずっとずっと同じ景色。
普段の道も違って見える。


そんなことをぼんやりと考えているとき、俺は慌ててブレーキを切った!

真っ黒いカラスアゲハ、
そしてそれを追いかけた子供がいきなり飛び込んで来たのだから!



子供を庇う少年、

白銀を掻き消す真紅、

ぐらり、揺れる大地、

砕け散るフロントガラス、

炎上したバス、

そして、地面に投げ出された感触。


そう…そこで俺は意識を失って…




ここはどこだ?

薄暗い部屋から俺はがばっと目を覚ました。
どうやら気絶していたらしい。

辺りを素早く観察すると鉄格子と分厚い壁が囲んでいる。
そして遠くで誰かを呼ぶ声。

おい、6番…?人を番号で呼ぶのか?

そもそもなんで俺はこんなところにいるんだ?

たしか俺は…



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キキーと、駅に到着。これはクセというか職業病なのだが、一人ひとり容姿のデータが頭に入ってくる。学生ぐらいの年であろうカップル、厚着し過ぎな主婦、ケータイ弄りっ放しの男。...

  • 2012/06/21(木) 03:19:39 |
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